孤立型アスペルガー症候群研究所 Aspergers;Gate

うつ病だと思い通院したところ孤立型アスペルガー症候群と双極性障害だと発覚した私が当事者目線でアスペルガーASD、双極性障害をメインに科学的、メンタル的、スピリチュアル的に研究、考察を試みています。発達障害、アスペルガー症候群、自閉症スペクトラムASD(孤立型・積極奇異型・受動型)、ADHD、うつ病、双極性障害、統合失調症、アダルトチルドレン、インディゴチルドレン等を考察し情報を発信しています。

アスペルガー症候群ASDの特徴は靴紐が結べない?階段を踏み外す?発達性協調運動障害(DCD)の可能性を考察

ツイッターでツイートしたところ大きな反響があったことを記事にしようと思います。

それは一体何かというと

アスペルガー症候群ASDの特徴は靴紐が結べない?階段を踏み外す?

これがここまで大きな反響があるとは思っていませんでしたが、予想以上にアスペルガーの中に靴紐が結べない人や階段を踏み外す人が多いということが分かりました。

「靴ひもがうまく結べない」「つまずくものがないのに、よく転ぶ」など、人並み外れて不器用な子ども、極端に運動の苦手な子どもが小学校のクラスに数人はいます。これまでは、過保護な育て方や運動不足、練習不足が原因だと思われたり、理由がわからないまま対応に苦慮されたりしていましたが、実は、このような子どもたちは、発達障害のひとつである「発達性協調運動障害(DCD =Developmental Coordination Disorder)」である可能性が知られるようになりました。

引用:極端に不器用な子どもは発達障害の可能性も!? 発達性協調運動障害とは

これについてツイートしたところ特に靴紐が結べない階段を踏み外して落ちるなどというリプライをたくさんいただきました。

私自身も確かに昔子どものころ人よりもうまく結べるようになったのは遅かったと思います。

上手くできるようになるまではマジックテープの靴を履いていたという人も多いようでした。

階段に関しては今でもたまに踏み外します。

発達性協調運動障害(DCD)と他の発達障害アスペルガー症候群ASDADHD)との関係

発達性協調運動障害(以下名前がややこしいのでDCDと私も呼ぶことにします)と他の発達障害との関係性を見ていきましょう。

DCDの頻度は6~10%と高く、小学校の30人学級ならクラスに2、3人はいる計算になります。注意欠如・多動性障害(AD/HD)の約30~50%、限局性学習障害(LD)の子どもの約50%に見られ、自閉症スペクトラム障害ASD)と併存することも多くあります。そして、この障害は大人になっても、50~70%と高い頻度で残存するとされています。

引用:極端に不器用な子どもは発達障害の可能性も!? 発達性協調運動障害とは

単純なDCDの頻度は6~10%でクラスに2,3人とのことですが私の感覚ではもっとたくさん運動音痴っぽい人はいる気がするのでDCDももっといるような気もします。

他の発達障害との併発率も約50%と高いのでツイートへの反響があったことも頷ける数値です。

発達性協調運動障害DCDの原因は何か?

私が軽く調べた中では特にDCDに関する原因を書いているところは見当たりませんでしたが私なりの考察をしていこうと思います。

発達性協調運動障害DCDの原因は右脳に何かしらの障害がある

DCDの原因は右脳に何かしらの障害があると考えられます。

右脳は複数の物事を同時並列高速処理する回路をつかさどっているといわれています。

その右脳に何かしらの機能的な問題があると同時に物事を処理することが困難になると考えられます。

特にこれが分かりやすいのは単純に走る、跳ぶ、投げるということはできるのにドリブルをしながらボールをコントロールしないといけないサッカーやバスケットボールのような同時並列処理が必要な球技になると途端にできなくなる人が多いことからも右脳の同時並列処理の分野の障害が原因であると思われる証拠です。

発達性協調運動障害DCDの原因はイメージ力の欠如・空間把握力の欠如

もう一つ考えられる原因はアスペルガーASDに顕著なイメージ力の欠如による空間把握力の欠如という可能性があると考えられます。

自分の体がどう動くのかどう動かせばいいのかというイメージ力が欠如しているのでどのように動かせばいいのか分からないと思われます。

発達性協調運動障害DCDについて最後に

DCDについて最後に軽くまとめて終わりにしようと思います。

DCDは他の発達障害との併発率が高いことは重要な点だと思えます。

更に従来では本人の訓練不足・努力不足と思われていたことが脳の機能障害であることが判明しているのも重要です。

保有率も6~10%と多い障害なのでこれからもっと認知度が上がることが期待されます(本サイトも少しでもその役に立てればと思っています)。