自閉症に一番近いと思われる孤立型アスペルガー症候群ASDの視点から自閉症を考察する
時々なのですが自閉症のお子さんを持つ方からツイッターのDMなどをいただき参考になっているというありがたいお言葉をいただくことがあり、一度きちんと孤立型アスペルガーASDの視点から自閉症について考察してみたいと思い本記事を執筆することとしました。
私は自閉症に一番近いと思われる孤立型アスペルガーの一つの役目として物言えぬ自閉症の人の代弁をすることなのではないかという気持ちがあります。
自閉症に一番近いと思われる孤立型アスペルガー症候群ASDの視点から自閉症を考察する
人と関わろうとしないコミュニケーションが出来ない興味関心のこだわりという自閉症の典型的な特徴は孤立型アスペルガーにもかなり被る要素があると感じています。
これは私個人の考えなので間違っている可能性は大いにありますがあえて書きますが、自閉症の人は知的障害があるのではなく健常者が知的である認識している物事に興味がない人たちなのではないかと感じています。
興味関心が極端に偏っているので健常者が知的活動であると思っていることに興味が持てないだけなのではないかとも思えます。
コミュニケーションが出来ない自閉症は何を考えているのか
一番自閉症に近いとされる孤立型アスペルガーはアスペルガーの中でも特に知的水準が高いことから自閉症もコミュニケーションが出来ないだけでその心の内では高い知的水準を持っている可能性があるのではないかという仮説を持っています。
アスペルガーと自閉症の差は他人の目を気にするかしないかという仮説
アスペルガーは俗世間や雑談というものに興味がなく苦手だがそれでも何とか対応しようとするのに対し自閉症は興味がないので一切反応を示さないという差があるのではないかと思っています。
なぜ自閉症になるのか?アスペルガー的に考察
アスペルガーの発症原因はストレス脆弱性モデルと呼ばれるアスペルガーになりやすい遺伝子を持っている人がある程度のストレス下に置かれると発症するものが現在の通説と言われています。
アスペルガーはストレスに敏感で普通の人が平気な状況でもストレスを感じてしまうのでそれよりさらに敏感だと思われる自閉症の場合「普通」の社会生活自体がストレス要因になり自閉症の発症に繋がるのではないかと言う仮説を私は持っています。