HSPとは何か?アスペルガーASDとの関係を考察
今回は以前から目に入り気になっていたHSPという概念についてアスペルガーと絡めて考察していきたいと思います。
HSPとは何か?
色々なサイトを引用することで説明もできますが敢えて何も引用せずに一言で言うと「とにかく物事に敏感な人」という解釈で問題なさそうです。
ではHSPとアスペルガーの関係は?
となりますが、この2つの概念はかなり重なっていると思います。
アスペルガーにも脳の扁桃体に異常が出ることであらゆることに敏感な敏感系と逆に鈍感すぎる鈍感系という両極端な性質が現れます。
この敏感系アスペルガーとHSPはほぼ同じような概念だと思います。
ただアスペルガーの場合は特徴として
- 社会性の問題
- コミュニケーションの問題
- 想像力の問題
この3つが基準として考えられています。
つまり「HSP+上記の3つ=敏感系アスペルガー」ということができると思われます。
HSPとアスペルガーの関係性
図で説明するとこうなると思われます(素人画像ですみません)。
この画像のようにHSPと敏感系アスペルガーは上記の3つの問題を持っているか持っていないかでHSPか敏感系アスペルガーかが分かれると言えます。
しかし言い方を変えればHSPを持っているアスペルガーが敏感系アスペルガーということもできます。
HSPを持ってないアスペルガーは鈍感系アスペルガーということができます。
場合分けとして考えられるのは
HSPのみ
鈍感系アスペルガーのみ
このように分けられると思われます。
しかし個人的にはHSPと言う概念は少し曖昧な気がしているのであまり使わないようにしています。
敏感系アスペルガーのほうが私としてはしっくり来るので敏感系アスペルガーと表現しています(もちろんアスペルガーを持ってないHSPの方にはHSPと表現するのが正しいと思っていますが私の研究範囲からは出てしまうのであまり触れずにおこうと思います)。
とりあえず今回は軽くですがHSPとアスペルガーについての関係を考察していました。
今後HSP単体での研究をしていくのかはまだ悩みどころですがアスペルガーとの関係性は確かにあるので付き合っていかなければいけない概念だろうなとは感じています。