双極性障害と統合失調症の違いと似ていると点を考察
双極性障害と統合失調症は別物ですがある程度の類似性があると私は考察しています。
それは双方とも薬物中毒状態に類似しているという点です。
双極性障害と統合失調症は薬物中毒状態と類似性がある
薬物を利用した場合ドーパミンが過剰に分泌されハイテンションになったり幻覚が見えたりするなどとよく言われますがこれはまさに双極性障害や統合失調症の状態と同じではないかと思えます。
そして薬物中毒の場合薬物が切れると精神が安定しなくなりまた薬物が欲しくなります。これも双極性障害のうつ状態、統合失調症の陰性症状もあの頃に戻りたいという気持ちと同じであると考えられます。
つまり双極性障害や統合失調症は自然に脳内麻薬物質が過剰に分泌されてしまう病気だと考えるとスッキリと説明できます。
双極性障害や統合失調症は自然に脳内麻薬物質が過剰に分泌されてしまう病気という仮説
一般的には双極性障害と近いのはうつ病だと言われていますが、効果のある薬の種類の被りなどを考えても双極性障害は統合失調症に近い病気だと考えられます。
うつ病は単にセロトニンが減りうつ状態になるという病気で双極性障害や統合失調症はドーパミンが過剰分泌されその後枯渇状態になり反動でうつ状態になると考えるのが当事者としても一番しっくりきます。
躁状態の時にエネルギー(ドーパミン)を使いまくり枯渇してうつ状態になりしばらくエネルギーが溜まるのを待ち溜まってきたら躁状態に再びなるというのが双極性障害当事者の感覚として正確かなと感じます。
そしてドーパミンが作用する部分が「気分」を司る分野であるのが統合失調症と違いだと思われます。
統合失調症の陽性症状でエネルギー(ドーパミン)を使いまくり枯渇して陰性症状になりエネルギーが溜まるのを待ち溜まってきたら陽性症状に再びなると推論できます(当事者ではないのであくまで推論の憶測ですが)。
統合失調症の場合はドーパミンが作用する部分が「思考」「知覚」を司る分野であるのが双極性障害との違いであると思われます。
うつ病・双極性障害・統合失調症の違い
一般的にはうつ病と双極性障害(躁うつ病)の方が症状の見た目から近いと考えられてきたと思います。
しかしうつ病は単極性(一方向に気分が落ちる)障害なのに対し双極性障害と統合失調症のは上下のサイクル性があるという大きな類似点があります。