アスペルガー症候群とASD・自閉症スペクトラム障害の認知度の違い
ウーバーサジェストという検索ワードの検索数を調べられるサイトがあります。
それを利用しアスペルガー症候群・ASD・自閉症スペクトラムの認知度や知名度についての考察をしていこうと思います。
なぜアスペルガー症候群・ASD・自閉症スペクトラムの認知度や知名度についての考察をするのか
その理由は私自身がアスペルガーについてはもともと知っていたのですが、自閉症スペクトラム(ASD)という概念はこの活動を始めてから知ったという経緯があり、アスペルガーと比べれば知名度が明らかに低いと感じているからです。
しかし発達障害界隈のTwitterアカウントではアスペルガーよりASDという呼び名の方が浸透していて世間との認識のずれを感じたので記事にすることにしました。
一か月間のアスペルガー・ASD・自閉症スペクトラムの検索数
ウーバーサジェストによるとこれがひと月での検索数のようです。
やはり一般的にはASDというワードはまだマイナーなようです。
アスペルガーと比べればASDは四分の一の知名度しかない
単純にアスペルガーと比べればASDは四分の一の知名度しかないと言えます。
しかしASD=自閉症スペクトラムと合計して考えると114,500となりアスペルガーの165,000にずいぶんと近づくように思えます。
僕の印象ですが世間一般ではまだまだアスペルガーの知名度が高くASDというワードは使われていないと思っていましたが検索結果からもそれが伺えます。
アスペルガーもASD(自閉症スペクトラム)もどちらも基準こそ違えど両方とも公式な病名として載っているのでどちらが正しいというものではないですが、個人的にはどちらか一つに統合してほしいなと思います(ブログを書く際にアスペルガー症候群ASDと両方書かないといけないという怠惰な理由ですが笑)。
個人的にはアスペルガー型自閉症とカナー型自閉症には何か差異があると思うのでこの二つを分けて考えている基準の方がより実態を説明できていると感じます。
アスペルガーとASDというワードの知名度・認知度について最後に
今の発達障害界隈的には自閉症スペクトラム・ASDというのが優勢なので私もASDというワードを使っていますがアスペルガー型とカナー型を一つのものとしてとらえているこの基準には個人的に違和感を覚えています。
なので私はなるべくASDよりもアスペルガーという名前を使っていきたいと思っています。
ASDの方が短くて楽という合理的理由から使いたいのもありますが、やはり実態を捉えていると私には思えるアスペルガーという名称を使っていきます(アスペルガーがドイツ語でかっこいい響きだからというよこしまな理由もありますが笑)