アスペルガー症候群・ASDと冬季うつ病についての考察
今回はアスペルガー症候群ASDと冬季うつ病の関係性について考察していきたいと思います。
アスペルガー症候群ASDと冬季うつ病について考え始めた理由
今回はアスペルガー症候群と冬季うつ病について書いてみようと思います。
なぜ冬季うつ病について書こうと思ったかと言うと、昨年の10月頃から今年の4月までこのサイト及びツイッターを更新していなかったのですがその間にうつ病的な状態がいつもより強く出ていたからです。
そこで名前だけそういえば聞いたことあるなと思い、冬季うつ病の可能性を感じ調べてみることにしました。
冬季うつ病とは何か
まず冬季うつ病とは何かということを調べてみました。
冬季うつ病とは、季節の変化が原因となる季節性うつ病のひとつです。秋から冬に症状があらわれ、春先になると自然に回復していきます。成人前後から徐々に発症し、男性よりも女性に多くみられます。一度発症すると毎年繰り返すことが多いため、原因と特徴をよく理解して対処することが重要です。
ゆたか倶楽部ー冬季うつ病について より引用
皆さんの中には、毎年秋から冬にかけて、体調、精神的に調子が悪いという方はいませんか?
もしかしたら、冬季うつ病(季節性感情障害)の可能性があるかもしれません。
名前の通り冬の間だけうつ病の症状が出るというのが冬季うつ病のようです。
冬季うつ病の症状
次に冬季うつ病の症状について調べました。
- 睡眠時間が長くなり、日中でも眠気がある。
- 食欲が旺盛で、とくに甘いものや炭水化物が欲しくなる。
- 気分が落ち込み、無気力となる。自己否定的になる。
- 集中力が著しく低下し、日常の家事・仕事ができない。
- 人づきあいがおっくうになり、出不精になり活動量が低下する。
ゆたか倶楽部ー冬季うつ病について より引用
完全と言っていいほど私の症状に当てはまっています。
特に日中の眠気がひどく昼寝をしないと頭が働かない状態でした。
ほぼ確実に冬季うつ病になっていたと思われます。
10月頃までは割とポジティブさとアクティブさがあったのですが、それから4月まで無気力さやだるさ、眠気などが強く出てこのサイトも更新停止どころか一時期サーバーの契約が切れて接続できない状態になっていたほどです。
冬季うつ病の原因
冬季うつ病の原因は高緯度による日照時間不足のようです。
冬季うつ病は、一因として日照時間が関係していると考えられています。冬場は夏に比べて日照時間が短くなります。また緯度の高い地方では極端に日照時間が短くなり、このうつ病を訴える人も多いと思われます。特に北海道は日本でも緯度が高いため、決して他人事ではありません。
私は最初冬だから寒いせいで体調的にもメンタル的にもすぐれないのかなと考えていたのですが、北海道の室内は冬でも温かいのでよくよく考えるとそれはおかしいなと気づいて冬季うつ病を調べることになりました。
やはり温度ではなく日照時間が少なくなることが原因とわかって納得です。
冬には札幌の日照時間は東京の半分程度しかないようです。
また北海道以外でも北陸地方などでも気候から発症しやすいようです。
冬季うつ病の解決策
高緯度による日照時間不足が原因なので冬季うつ病の根本的な解決策はないようです。
ですが対症療法として症状を抑えることはできるようです。
冬季うつ病の治療としては、人工光を照射することで、症状を改善させる方法があります。
人工光とはどういう物があるのか検索してみると機能の差や大きさなどの違う種類のものが意外とたくさん販売されているのだなと思いました。
日照時間不足をこういったライトで補うというのが対処法になりそうですが、これがどれほど効果があるのか、本当に効くのかを調べられるのは次の10月頃にならないと実験できないのでまた次の機会に実践して記事を書いてみようかと思います。
アスペルガー症候群ASDと冬季うつ病の関係性
日照時間不足が原因でメラトニンやセロトニンといった脳内物質が不足して発症するのが冬季うつ病のようです。
ただでさえメラトニンやセロトニンが少ないといわれるアスペルガー症候群には特に大きな影響が出ても不思議ではありません。
根本的な解決はもっと緯度の低いところへ移住するしかないというのがなんとも言えないところですが、文明の利器の人工光で対処はできるようなのでそこが救いではあります。