双極性障害の薬の効能の感想、エビリファイ、ジプレキサ、リーマス、レクサプロ、トレドミン
私が双極性障害とわかってから処方された薬とその個人的感想・体験談を記事にしたいと思います。
同じように双極性障害の人で薬のことで悩んでいる人に何かしらの形でお役に立てば嬉しく思います。
まず最初私は強い躁状態になり自分が双極性障害であることに気づきました。
最初の処方ジプレキサと次の処方リーマス
そして最初に処方された薬がジプレキサ(オランザピン)でした。
ですが躁状態が強く焦燥感が激しく治まらなかったので追加でリーマス(炭酸リチウム)を処方してもらいました。
こちらはすぐに効いて激しい焦燥感は治まりました(リーマス自体即効性のある薬ではないようなので私のリーマスは効くというプラシーボ効果の可能性は否定できない部分はあるような気もします)。
リーマスとジプレキサは躁状態には個人的に効果はあったと思います。
何も飲まなかった時期と比べるとある程度は理性で抑えられるようになっていきました。
その後はリーマスとジプレキサで躁状態が終わりさらにうつ状態になっても変わらずの処方でした(ただしジプレキサは減量となりました)。
調べるとジプレキサは躁状態にもうつ状態にも効くとのことで利用されるとのことでしたがうつ状態の私にはジプレキサは効きませんでした。
激しいうつ状態になり体の怠さや重さ、希死念慮やネガティブ思考に囚われました。
主治医はそれでもジプレキサを処方し様子見をするばかりでした。
医師への主張でレクサプロの処方と次の処方トレドミン
しばらく辛いということを主張すると抗うつ薬のレクサプロを処方されることになりました。
レクサプロを服用して感じたのは体がうつ状態で重苦しいのに、レクサプロで精神的に無理やり気分を上げるような感じがして心と体のギャップがしんどくすぐにやめることになりました。
次にレクサプロの代わりに抗うつ薬のトレドミン(ミルナシプラン)が処方されました。医師いわくマイルドな薬なので大丈夫だろうとのことで服用することになりました。確かにレクサプロのような嫌な高揚感はなくむしろ特に変化がない感じでしたが飲み続けています。
そうこうしているうちに強いうつ状態は終わっていき弱いうつ状態になっていきました。
しかし強い眠気や食欲不振などが続いていました。
自分で調べエビリファイがいいのではないかと医師に提案
そこで自分で薬を調べエビリファイ(アリピプラゾール)がいいのではないかと思うようになりました。
うつ状態になり今飲んでいるジプレキサを減量した時期に減らすごとに眠気が減っていったのでジプレキサはあってないのではないのかという疑問があり、ジプレキサの代わりにエビリファイが使われることも多いという記述から主治医に聞いてみようと思いました。
うつ状態も変化がないのでジプレキサの眠気のことを話しその代わりにエビリファイはどうかということを主治医に相談したところそうしてみようとなりました。
そしてエビリファイに変えてから眠気も弱くなり食欲も出て日常生活もだいぶ出来るようになり寝付きもよくなりました。
このように頻繁にブログを書くことが出来るのもエビリファイに変えたおかげもあると思っています。
これはジプレキサを使っていたときと比べれば大きな違いです。ほとんどできていなかったことが出来るようになったレベルです。
エビリファイが効いてきて精神的にも気分も上がってきたのでトレドミンを飲むとレクサプロを飲んだときのように無理矢理に気分を上げる感じがして違和感を覚えるようになったので今はやめています。
さいごに
今回の経験で自分で薬のことを調べて医師に質問したり提案したりすることも重要なのだとわかりました。
もちろん薬は一人ひとり相性があるので私の体験談がどの程度参考になるかはわかりませんが疑問があったら自分で調べて医師に聞いてみるという点は皆さん使える点ではないかなと思います。
双極性障害の躁状態・うつ状態・混合状態それぞれの対処法・過ごし方
双極性障害とわからずにうつ病として過ごしていた以前の時期と変わり、双極性障害とわかり自覚が出来るという大きな違いができ双極性障害に対する考えも深まってきました。そこで双極性障害の躁状態・うつ状態・混合状態それぞれの対処法・過ごし方がわかってきたので記事にしてまとめておきたいと思います。
あくまで私の個人的経験によるものですが参考になったら幸いです。
双極性障害の躁状態の対処法・過ごし方
やはりできるだけ冷静になることを心がけるのが重要だと思います。私の場合は薬も飲んでいてさらに意識的に落ち着くようにしていても浮ついた気持ちや行動に出てしまったのでやはり躁状態は厄介だと感じます。
とは言え他のうつ状態・混合状態に比べればまだ精神的に楽なのも事実です。うつ状態で何もできない寝たきりが続くことに比べれば異常にアクティブになる方がまだまだマシだということも出来ると思います。
できるだけ落ち着くことを意識がけて生活するというのが適した過ごし方だと思います。
双極性障害のうつ状態の対処法・過ごし方
私の場合は薬を飲んでも何もできず寝たきりで希死念慮やひたすらにネガティブな思考に支配されていました。体には力が入らず重く寝たきりでネガティブな思考がずっと流れてきました。最初のうちはこの体の重さやネガティブ思考もどうにか対処しなきゃと思っていました。しかしどうしようもできない日々が続き考え方を変えることにしました。体が重いのは二日酔いみたいなものだ。ネガティブ思考が湧くのは雨が降ってる音みたいなものだ。止められないのだから仕方ないと受け入れるようになりました。この対処法・過ごし方で自分でどうにかしなければいけないという苦しさから抜け出ることができました。もちろん苦しさ自体は変わってはいないのですが、それでも気は楽になりました。
双極性障害の混合状態の対処法・過ごし方
混合状態の対処法は躁状態とうつ状態が同時に現れるのでそこをどう耐えるかという感じです。すごく気分がいいと思ったら死にたくなるなど本当に安定化しません。機関としては長くなく数日程度が私の場合多いので他の状態ほど長さ的にはしんどくはないのですが心理的には上下に揺れる事が多く心休まらないと言った感じで辛い部分があります。
うつ状態のように寝たきりになるというようなことはないので躁状態をどのように抑えてコントロールするかを中心に対処して過ごしたほうがいいと思います。
大人のアスペルガーASDの話し方の特徴は?どんな傾向がある?
今回はアスペルガーASDの話し方には特徴はあるか考察をしていきたいと思います。
アスペルガー・自閉症スペクトラムASDにも種類が分けられる
しかしアスペルガー・自閉症スペクトラムASDといっても積極奇異型アスペルガーASD、受動型アスペルガーASD、孤立型アスペルガーASDと3種類あり、さらに他人の感情に敏感タイプか鈍感タイプかに分かれて計6種類が存在します。
読んで頂く前に予備知識として以下のアスペルガーASD・自閉症スペクトラムには空気が読めない鈍感系タイプと空気を読みすぎる敏感系タイプと私が読んでいる2タイプに分かれることを頭に入れておくと理解がしやすいかと思います。
扁桃体の発達の遅れは2タイプあります。
1つ目は、他人の感情を理解するよりも自分の感情が優先される発達タイプ。他人の内面を推測する働きが弱く、自分の感情を強く意識するので、共感性が乏しく、自分本位の思考や行動になりやすく、社会的なトラブルを招きやすい傾向があります。
2つ目は、自分の感情の理解よりも、他人の感情への理解が促進される発達タイプ。他人の目が気になって仕方がないため、自分の感情を表に出すことが少なくなります。社会的なトラブルは少ないですが、外界や他者に過敏であるためストレスがたまりやすい傾向があります。
子どもを伸ばす脳番地トレーニング P.36.37 より引用
ですのでそれぞれのタイプごとに話していこうと思います。
タイプについてよくわからない方はこちらで詳しく解説したので御覧ください。
https://xn--cckua2b8hndxev86xqpmjfi7zrcv4c80fusiy7ae00c.com/archives/2146
それでは大人のアスペルガー・ASD自閉症スペクトラムの話し方の特徴について見ていきましょう。
鈍感系積極奇異型アスペルガーASD・自閉症スペクトラムの話し方の特徴
鈍感系積極奇異型アスペルガーASDの話し方の特徴は周りの空気を読まず自分の話したいことを話すという特徴があり話し方としては独特のペースを持った人が多いように思われます(例、さかなクン、加藤一二三)。
敏感系積極奇異型アスペルガーASD・自閉症スペクトラムの話し方の特徴
敏感系積極奇異型アスペルガーASDの話し方の特徴は鈍感系と違い他人の感情や反応を過剰に気にしてるので早口になってしまったり噛んでしまったり吃ったりということが多いように見受けられます。
アスペルガーASDは目を見て話せないと言われますがそれが当てはまる典型的なオタクタイプと言えると思います。
関連記事:積極奇異型アスペルガーASDの特徴はうざい、迷惑、しつこい?
鈍感系受動型アスペルガー・自閉症スペクトラムASDの話し方の特徴
他人の感情に鈍感故にコミュニケーションの溝を他人のマネをすることで埋めていった鈍感系受動型アスペルガーASDは他のタイプと比較して大きな話し方の特徴は見られないと思われます。
空気の読めなさをおぎなうために他人の振る舞いをそのまま吸収していったタイプなので特に目立った特徴は見られないと考えられます。
ただし他人の目がないプライベートでは横柄で傍若無人な言動をして家族からモラハラだカサンドラだと言われる言動をするのもこのタイプなのでそういった時は横柄な話し方へと変貌する可能性があります。
敏感系受動型アスペルガーASD・自閉症スペクトラムの話し方の特徴
他人の感情に敏感で他人の目も気にする敏感系受動型アスペルガーASDは比較的普通の人と大差のない話し方をすると思われます。
感情に敏感なので相手の感情に共感し、時にオーバーな話し方になることも多いように思われます。
ですが基本的にはそれほど普通の人と変わらない話し方であることが多いでしょう。
関連記事:大人の受動型アスペルガーASDとは何か?男女差の特徴からも考察
鈍感系孤立型アスペルガー・自閉症スペクトラムASDの話し方の特徴
他人の感情に鈍感故に孤立しがちな鈍感系孤立型アスペルガーASDの話し方の特徴は、上から物を言うような高圧的な話し方の人が多いと言われています。
他人の感情に理解がなく左脳の論理的思考能力が高いため相手を非感情的にまくしたてるという話し方になるケースがあると思われます。
敏感系孤立型アスペルガー・自閉症スペクトラムASDの話し方の特徴
他人の感情に敏感すぎて孤立する道を選ぶ敏感系孤立型アスペルガーASDの話し方の特徴は、左脳の合理主義的思考が極端なので必要最低限の会話、返事しかしない傾向があり話すとしても抑揚がなく小さな声であることが多いです。
また普段はゆったりとした話し方をしていても口論・論争になった場合マシンガントークのようにガンガンと攻め立ててくるという傾向もあります。
これも左脳の論理的思考能力が高いため論理的に正しいことを証明したいという欲求から普段とは違う高速な喋り方になっていきます。
また自分の趣味のことを話すときも饒舌に話すようになるのでひとつのタイプながらいろいろな変化がある方かと思われます。
関連記事:大人の孤立型アスペルガーASDとは?特徴について当事者が解説
鈍感系大仰型アスペルガー・自閉症スペクトラムASDの話し方の特徴
他人の感情に鈍感で理解ができない鈍感系孤立型アスペルガーASDは普通に話しているつもりでも失礼なことをいってしまい怒られる機会が増えていき、それならば馬鹿丁寧な話し方をすれば怒られることは少なくなると思い付き、馬鹿丁寧で慇懃無礼な話し方をするようになっていきます。
話し方はゆっくりであることが多いと言われています。
しかし元々他人の感情に鈍感なので親しい相手でも馬鹿丁寧な言葉遣いをしてしまうという問題が残ります。
敏感系大仰型アスペルガーASDの話し方の特徴
他人の感情に敏感すぎる大仰型アスペルガーASDは、他人の感情を不快にすることや他人に怒られることを極端に恐れ、それを解決するために馬鹿丁寧な言葉遣いを身に着けていきます。
鈍感系と違い敏感系なので相手の感情を理解できるので余計に相手の感情に敏感に気をつけた慇懃無礼で馬鹿丁寧な言葉遣いをする傾向があるといえます。
また鈍感系がゆっくりな喋り方であるのと対象的に敏感系は早口になったり噛んだりどもったりといった傾向が強く見られます。
他人の目を気にしすぎているのでこの様になるのだと思われます。
関連記事:大仰型アスペルガーASDとは何か?特徴や性格などを考察
※通常ですと大仰型は考察には省略するのですが今回は話し方についての記事なので外すわけにはいかないので解説することにしました。
アスペルガー・自閉症スペクトラムASD話し方の特徴まとめ
以上のように同じ大人のアスペルガー・自閉症スペクトラムASDと言っても全く違った話し方の特徴がある事がわかっていただけたかと思います。
ネット上にはアスペ=○○といった安易な言説が多いので少しでも詳しい情報を発信できれば嬉しく思います。
それでは今回はこれくらいにしておこうと思います。
ご覧いただきありがとうございました。
アスペルガーASDの大人の恋愛の特徴は一途か執着が強いか
ネットではアスペルガー・自閉症スペクトラムASDの恋愛は一途?執着が強い?と言われてたりしますが、今回はアスペルガーの恋愛傾向について分析していこうと思います。
しかしアスペルガー・自閉症スペクトラムといっても積極奇異型アスペルガーASD、受動型アスペルガーASD、孤立型アスペルガーASDと3種類あり、さらに他人の感情に敏感タイプか鈍感タイプかに分かれて計6種類が存在します。
ですのでそれぞれのタイプごとに話していこうと思います。
タイプについてよくわからない方はこちらを参照ください。
https://xn--cckua2b8hndxev86xqpmjfi7zrcv4c80fusiy7ae00c.com/archives/2146
鈍感系積極奇異型アスペルガーASDの恋愛傾向
他人の感情に鈍感で積極的に話しかける鈍感系積極奇異型は他のタイプと違い恋愛関係に発展しやすいと言われています。もちろん空気は読めないので普通の人から「うざい」「しつこい」などと思われますが鈍感なので気にしません。そのうちに押されて受け入れてしまう人が出てきます(私は多くの場合この押される人は敏感系受動型だと思っています)。
こうして押されてしまった人と付き合うことになるパターンが多いと思われます。
そして鈍感系積極奇異型は嫉妬深く執着が強く言い換えれば一途である傾向があると言われています。
なので人によってはストーカーになることもあるようです。
他人の感情に鈍感なので嫌われていることが理解できなくストーカーになることがあるようです。
敏感系積極奇異型アスペルガーASDの恋愛傾向
敏感系積極奇異型は他人の感情に敏感でビクビクしているオタクタイプなので同性のオタクと集まることが多く異性との出会いは少ないと思われます。
しかし話したいという欲求が強く他人の感情に敏感なので相手のことも考えることができるので機会さえできれば恋愛に発展する可能性は十分あると思われます。
関連記事:積極奇異型アスペルガーASDの特徴はうざい、迷惑、しつこい?
鈍感系受動型アスペルガーASDの恋愛傾向
他人の感情に鈍感で他人の言うことを受け入れる鈍感系受動型アスペルガーASDは恋愛に発展しやすいが問題も多いという傾向があると言われています。
恋愛に発展しやすい理由は鈍感で他人の感情への理解がないことを埋め合わせるために形式上だけでも他人とのコミュニケーションが出来るようになろうと変化していったタイプなので結局他人の感情に理解がないままだからです。
いわゆる尊大型アスペルガーASDと呼ばれる他人に理解のないタイプと重なる人も多いでしょう。
外では形式上だけいい人を演じていても家庭内では本性を出して横柄に傍若無人に振る舞うという特徴が目立つのもこのタイプでまさに尊大型アスペルガーASDと言ったところです。
またモラハラを1番するのもこの鈍感系受動型アスペルガーASDです。そしてモラハラをする人は離婚をしてくれないことで有名です。つまり執着が強いと言えます(ある意味一途とは言えますが)。
敏感系受動型アスペルガーASDの恋愛傾向
他人の感情に敏感で他人のことを受け入れがちな敏感系受動型アスペルガーASDの恋愛傾向は一番普通の恋愛に発展しやすいのではないかと思われます。
他人の感情に敏感で理解もあり他人に押されると受け入れてしまいがちな敏感系受動型アスペルガーASDは女性に多いのもありなおさら恋愛関係に発展しやすいでしょう。
起きやすいトラブルは他人の感情を優先しすぎるので自分の感情を抑えすぎてストレスを抱えやすいという傾向があります。
関連記事:受動型アスペルガーASDの恋愛・結婚の特徴について3タイプごとに考察する
関連記事:大人の受動型アスペルガーASDとは何か?男女差の特徴からも考察
鈍感系孤立型アスペルガーASDの恋愛傾向
他人の感情に鈍感で横柄な態度をとりがちで他人から孤立する鈍感系孤立型アスペルガーASDは恋愛関係には発展しにくいでしょう。
まずそもそも人と関わろうという気がないので出会う機会も少ないと思われます。
恋愛関係に発展しても他人の感情に鈍感で横柄な態度をとりがちなのでトラブルが起きやすいと言えるでしょう。
孤立型はあまり他のタイプほど一途ではないと思われます。
気を許した人への執着はあると思いますが人間自体に関心が薄いので他のタイプほどは一途という言葉は合わないかと思います。
鈍感系孤立型は特に人間に興味がないタイプなので恋愛に発展しづらくさらにそこまで一途というほどではないと思われます。
敏感系孤立型アスペルガーASDの恋愛傾向
他人の感情に敏感で一人でいることを好む敏感系孤立型アスペルガーASDは恋愛関係に発展しにくいと言えるでしょう。
基本的に一人でいることが好きですが自分の好きなことについては饒舌に喋りたい共有したいという欲求も持っているので同じ趣味を持つ人相手だと恋愛関係に発展しやすいと言えます。
先程も書きましたが孤立型はあまり他のタイプほど一途ではないと思われます。
気を許した人への執着はあると思いますが人間自体に関心が薄いので他のタイプほどは一途という言葉は合わないかと思います。
関連記事:孤立型アスペルガーASDの恋愛・結婚の特徴について考察する
関連記事:大人の孤立型アスペルガーASDとは?特徴について当事者が解説
アスペルガーASDの恋愛傾向まとめ
以上のように同じアスペルガーASDと言っても恋愛傾向は様々なものでした。
ですがよく言えば一途である、悪く言えば執着が強い、という特徴はどのアスペルガーASDにもある程度一定して当てはまる特徴だと思われます。
ただし積極奇異型、受動型、孤立型の順で一途度(執着度)は下がっていくように思われます。
それではご覧いただきありがとうございました。
仕事の向き不向き、大人のアスペルガーASDに向いてる仕事を積極奇異型・受動型・孤立型タイプごとに考察
アスペルガー・自閉症スペクトラムASDに向いた仕事を考察する
ネットで検索すると「アスペルガー 仕事 続かない」「アスペルガー 仕事 つらい」などと出てきますが、一言でアスペルガーASDと言っても様々な型(積極奇異型・受動型・孤立型)があり更にそれぞれ2タイプに分かれ計6タイプがあるにも関わらず、一緒くたにアスペルガーに向いてる仕事は○○だといった説明をしている所も多いです。
そのせいで本当に向いてる仕事に出会えず仕事が続かない、仕事がつらいという人も多いのではないかと思います。
アスペルガー・自閉症スペクトラムASDにはタイプごとに仕事の向き不向きがあります。
ですので私は本記事で各型ごとに向いている仕事を考察していこうと思います。
世の中に出回っているアスペルガー・自閉症スペクトラムASDに向いている仕事としてよく出てくるのが対人コミュニケーションの問題から人と関わらない仕事というのがよく出てきます。
ですがこれもアスペルガー・自閉症スペクトラムASDのタイプによってはむしろ人と関わっていったほうがやりやすい仕事などがあり、世の中に出回っているアスペルガーASD仕事論は浅いと言わざるを得ません。
それではタイプ別アスペルガーASDに向いている仕事の考察を始めていきます。
そもそも自分は積極奇異型・受動型・孤立型?何型か?どんなタイプか?
前述の通りアスペルガーといっても積極奇異型アスペルガーASD、受動型アスペルガーASD、孤立型アスペルガーASDと3種類あり、さらに他人の感情に敏感タイプか鈍感タイプかに分かれて計6種類が存在します。
読んで頂く前に予備知識として以下のアスペルガー・自閉症スペクトラムASDには空気が読めない鈍感系タイプと空気を読みすぎる敏感系タイプと私が読んでいる2タイプに分かれることを頭に入れておくと理解がしやすいかと思います。
扁桃体の発達の遅れは2タイプあります。
1つ目は、他人の感情を理解するよりも自分の感情が優先される発達タイプ。他人の内面を推測する働きが弱く、自分の感情を強く意識するので、共感性が乏しく、自分本位の思考や行動になりやすく、社会的なトラブルを招きやすい傾向があります。
2つ目は、自分の感情の理解よりも、他人の感情への理解が促進される発達タイプ。他人の目が気になって仕方がないため、自分の感情を表に出すことが少なくなります。社会的なトラブルは少ないですが、外界や他者に過敏であるためストレスがたまりやすい傾向があります。
子どもを伸ばす脳番地トレーニング P.36.37 より引用
ですのでそれぞれのタイプごとに話していこうと思います。
タイプについてよくわからない方はこちらで詳しく解説したので御覧ください。
https://xn--cckua2b8hndxev86xqpmjfi7zrcv4c80fusiy7ae00c.com/archives/2146
尊大型と大仰型は特殊ケースなので今回は取り扱わないので、積極奇異型、受動型、孤立型の中で当てはまるのを見つけるようにお願いします。
鈍感系積極奇異型アスペルガー・自閉症スペクトラムASDに向いている仕事
鈍感系積極奇異型の強みは話したいという欲求が強く、相手の感情に鈍感でガンガンと話を進めていくことができる点です。
この点は営業に向いていると考えられます。
自分の話がしたい自己アピールがしたいという欲求に商品アピールをプラスすればちょうどよい営業力になると考えられます。
さらに営業は個人での仕事なのもあり自分一人のペースでできるというのもアスペルガーASD・自閉症スペクトラムには向いていると思われます。
敏感系積極奇異型アスペルガー・自閉症スペクトラムASDに向いている仕事
他人の感情に敏感で積極的に話したいけどあまりうまくない敏感系積極奇異アスペルガー・自閉症スペクトラムASDは企画職などがいいのではないかと個人的に感じます。
コミュニケーションが重要な職なので向いてないのではないのかと感じる方もいると思いますが、敏感系なので周りの人の感情には敏感で和を崩したりはしません。
そして話したいという欲求が強いこととアスペルガー・自閉症スペクトラムASD特有の発想力の良さなどを総合すると企画職のような自分で話して何かを作り上げるというのが向いているのではないかと感じます。
関連記事:積極奇異型アスペルガーASDの特徴はうざい、迷惑、しつこい?
鈍感系受動型アスペルガー・自閉症スペクトラムASDに向いている仕事
鈍感系受動型アスペルガー・自閉症スペクトラムASDの場合は特殊ですでに適職についているというパターンが多いように思われます。
他人の感情には鈍感で空気も読めないけどそれ故に形式上だけ他人とのコミュニケーションをできるように適応していった鈍感系受動型アスペルガーASDは他人の要求などどんな状況も受け入れるので比較的どんな職業でもそつなくこなせるようになっていくのです。
そして意外と多くの場合出世をしていることが多いのもこの型の特徴です。
職種としてはオフィスワークが多いようですので参考にされるといいかもしれません。
敏感系受動型アスペルガー・自閉症スペクトラムASDに向いている仕事
他人の感情に敏感で相手に合わせる敏感系受動型アスペルガーASDの人は医師、看護師、薬剤師など他人の感情を読み取り察する職業が向いていると思えます。
他には現代的な職業で言えばカウンセラーなども挙げられると思います。
注意点は他人の感情に敏感なので感情移入をしやすくストレスを抱えやすい点が挙げられます。
関連記事:大人の受動型アスペルガーASDとは何か?男女差の特徴からも考察
鈍感系孤立型アスペルガー・自閉症スペクトラムASDに向いている仕事
他人の感情に鈍感故にコミュニケーションが上手く取れず孤立してしまう鈍感系孤立型アスペルガー・自閉症スペクトラムASDの場合はやはり人との接触は少ない職種の方が良いでしょう。
軽作業系や工場のような対物質の仕事があっている場合もあるかもしれません。
またもっとクリエイティブな面を活かすならあのスティーブ・ジョブズは鈍感系孤立型(もしくは尊大型)だと考えて差し支えないと思われるので、そういったIT系も自分自身の裁量でできるのなら向いているのではないかと思われます。
現代ではパソコン1台あればできる仕事も増えているので人と関わらずに出来る仕事も多くあるので選択肢はそれなりにあると思われます。
敏感系孤立型アスペルガー・自閉症スペクトラムASDに向いている仕事
他人の感情に敏感すぎて気にしすぎてしまい孤立してしまう敏感系孤立型アスペルガー・自閉症スペクトラムASDの場合は持って生まれた知的好奇心を利用するというのが王道と言われています。
一番典型的なのは大学教授ですが教授はハードルが高いので予備校講師や塾講師が適職だと言われています。
生徒との関わりは上下関係の上からのみでありさらに孤立型の好きな自分の持っている知識をひけらかすことが出来る点が適しているとされています。
ただし注意点があり、仮に出世して管理職などになった場合特徴や性質と合わない仕事をすることになりストレスになるのでアルバイトで予備校講師を続けるのが良いとされています。
他には知的好奇心が強いので私のように何かを探求するブログをするというのもまだまだ安定はしないでしょうが道としてはあると思います。
自分一人のペースでやれるというのも孤立型アスペルガー・自閉症スペクトラムASDにはいい点です。
関連記事:大人の孤立型アスペルガーASDとは?特徴について当事者が解説
アスペルガー・自閉症スペクトラムASDに向いている仕事について最後に
このように一言にアスペルガー・自閉症スペクトラムASDと言ってもその特徴は千差万別です。
決して「アスペルガーASDはコミュニケーションが苦手なので人と関わらない仕事が適職です」とよく書かれているような他の情報が必ずしも正しいとは思えません。
それぞれ自分の型にあった適職があるはずです。
仕事が続かない、仕事がつらいという方の参考になったら幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。
大人のためのアスペルガーASD特徴・症状診断セルフチェックリスト(当事者作成)
アスペルガーASD(自閉症スペクトラム)当事者が作ったアスペルガーASD(自閉症スペクトラム)自己診断チェックリスト
世の中にはすでにきちんとしたアスペルガーASD(自閉症スペクトラム)の診断チェックが出回っています。
ですが敢えていち当事者としてのアスペルガーASD診断チェックを作ってみようと思います。
医者が作ったのではない当事者が作ったものだから何かわかることもあるのではないかとも思います。
いち素人が作った診断なので以下をお気をつけください
あくまで私個人の経験を通して作ったリストなので当てはまらない人も出てくると思います。
特に以下をご覧ください。
扁桃体の発達の遅れは2タイプあります。
1つ目は、他人の感情を理解するよりも自分の感情が優先される発達タイプ。他人の内面を推測する働きが弱く、自分の感情を強く意識するので、共感性が乏しく、自分本位の思考や行動になりやすく、社会的なトラブルを招きやすい傾向があります。
2つ目は、自分の感情の理解よりも、他人の感情への理解が促進される発達タイプ。他人の目が気になって仕方がないため、自分の感情を表に出すことが少なくなります。社会的なトラブルは少ないですが、外界や他者に過敏であるためストレスがたまりやすい傾向があります。
子どもを伸ばす脳番地トレーニング P.36.37 より引用
https://xn--cckua2b8hndxev86xqpmjfi7zrcv4c80fusiy7ae00c.com/archives/372
アスペルガーの発達の問題は他人の感情に鈍感か敏感かに分かれます。
私自身他人の感情に敏感な敏感系アスペルガーASDですので敏感系ベースのチェックリストとなります。なので他人の感情に鈍感な鈍感系アスペルガーASDの人とは違う部分が出てくると思われます(例えば敏感系は人の目を見れないのに鈍感系は凝視してしまうなど)ですのでアスペルガーASDの実態の半分しか表現出来ない診断チェックですがその点を理解して参考のほどよろしくお願いします。
また私は孤立型なので受動型、積極奇異型には当てはまる可能性は低いので実質孤立型アスペルガーASD診断といったほうが正確かもしれません。
関連記事:大人の孤立型アスペルガーASDとは?特徴について当事者が解説
ですのでタイトルのとおり超個人的診断チェックリストですが30数年アスペルガーとして生きてきたからこそわかるアスペルガーの特徴があると思うのでそれでは診断を始めていきましょう(同じ敏感系孤立型の方ならあるあると思うこともあるかもしれません)。
アスペルガーASD(自閉症スペクトラム)当事者が作った自己診断チェックリスト
- 人の目を見れない
- なのに動物の目は見れる
- 人見知りだ
- 無表情だ
- 感情と論理なら論理のほうが重要だ
- 言葉足らずになるので身振り手振りを使いがち
- 伝えたいことを咄嗟に考えながら話すのが苦手なので事前に会話のシミュレーションをしてから臨む(病院など)
- 一人称二人称の言い方が苦手で君やあなたなどあまり使われないものを使ってしまったりする
- 一人でいたいので遠くから知り合いが来たら道を変える
- プライベートスペースの自室に人を入れたくない
- 同時に複数のことを処理するのが苦手なので音楽を聴きながら本を読むなどができない
- 相手の気分を害さないよう言葉遣いを異様に気にする
- 何かを瞬間的に決めるのが苦手(後から考えればあっちにしておけばよかったということが多い)
- 感情表現が下手なので学校の演技などは苦手(抑揚がない)
- 口頭での会話が苦手なので電話とメールどちらかで連絡を選べる場合はメールを選ぶ
- ある作業をしていて食事の時間が来ても一区切り終えるまではやめない
- 何年間も同じ曲をリピートし続けても飽きない
- オヤジギャグ・ダジャレを思わず考えてしまう(言ってしまう)
- タメ口より敬語のほうが話しやすいのでいきなりタメ口でいいと言われると困る
- 論争好き(特に匿名性が高くなる場ほど激しく論争に参加する)
- 片付けができないがどこに何があるかは把握している
- 運動の中で特に球技やダンスのように手足を同時に別々に使うものが苦手だ
- 五感で人より敏感なものがある(例えば香水の匂いに敏感で苦手だ)
- 偏食をする
- 数字にこだわりがある(温度や音量設定は偶数だ奇数だなど)
- 流行や流行物に興味がない
- 挨拶が苦手もしくは儀式的で無意味だと感じてしまう
皆さんはどれくらい当てはまったでしょうか?
こちらの一覧をツイッターでツイートしたところ多くの方が20個ほど当てはまる(今はアップデートをして全27問ですが後から項目を追加したので質問した時は全23問でしたので23問中20個ほど当てはまる)というご意見をいただきそれなりに使える診断だなと思うことができました。ありがとうございます。
それでは最後に皆さんから頂いた結果の報告をさせていただきます。
20超えが増えてきましたねー(実は元記事の項目を少し修正したので興味のある方はご覧下さい) https://t.co/wehxuUVFQQ
— アスペルガー研究家マスペル (@Aspergers_Gate) November 30, 2019
報告ありがとうございます!20超えも結構いますね! https://t.co/B5xkdUAaPP
— アスペルガー研究家マスペル (@Aspergers_Gate) November 30, 2019
18個。
わかるぅ〜っていうのがたくさんある😅 https://t.co/WTRTsmQwg7— けーたろ☺︎ (@KEN_running42k) November 30, 2019
19個でした
— ゆきなみ (@hayate_kagayaki) November 30, 2019
20個( ^ω^ ) https://t.co/EaJqkhK8td
— Sella (@Kanonn70962360) November 30, 2019
17個でした https://t.co/uM73RJatV9
— ym (@soloriens__) November 29, 2019
— 市姫 C.Nはミウ@ポ●子 (@dollmiu) November 29, 2019
チェックリスト診断的なものかと思って読み進めて言って結果どうだろーと思った私は19個
もしかしたらと思ってたけど
やっぱりその傾向あり?
これって誰にでも当てはまる様な事と思ってた😅 https://t.co/H7fnFdl1mq— う~~~たん@ごたまぜ垢 (@toutoihaoshi) November 30, 2019
僕はほぼADHDは無い方だと思うのでその差でしょうかね
それでも20なので十分な気もしますが笑 https://t.co/U5eQvPYRmC— アスペルガー研究家マスペル (@Aspergers_Gate) November 29, 2019
20個付近がやはり多いようですね! https://t.co/l2umpwtK6b
— アスペルガー研究家マスペル (@Aspergers_Gate) November 29, 2019
併発があるとだいぶ変わるでしょうからね〜
それでも16個なら中程度当てはまるとか表現出来そうですね https://t.co/x8jR5fBZ6x— アスペルガー研究家マスペル (@Aspergers_Gate) November 29, 2019
23個中20個付近の報告が多いのでやはりアスペルガーのチェックリストとしてはある程度使えそうな気がしますね https://t.co/xsuWoPqMAf
— アスペルガー研究家マスペル (@Aspergers_Gate) November 29, 2019
かなり多くあてはまったと感じますね
タメ口で話せと言われても困るだと大仰型アスペルガーの傾向がありそうかなと思いました https://t.co/ioeUeUtonB— アスペルガー研究家マスペル (@Aspergers_Gate) November 29, 2019
かなり重なる部分が多いようですね😆
似たタイプなのかも知れませんね https://t.co/p4sSXQ8i3V— アスペルガー研究家マスペル (@Aspergers_Gate) November 29, 2019
アスペルガー症候群と自閉症と自閉症スペクトラム(ASD)の違いとは?
アスペルガー症候群と自閉症、自閉症スペクトラム(ASD)の違いが何かわからないという方向けに私なりにアスペルガー症候群、自閉症、自閉症スペクトラム(ASD)を既存の考え方にとらわれずに考察・紹介していきたいと思います。
まずはおなじみのアスペルガー症候群です。
アスペルガー症候群とは何か?
医学的には社会性の問題だコミュニケーションの問題だなどといろいろな説明をされていますが私的にはアスペルガー症候群とは一体何なのか一言で言うならば、アスペルガー症候群は左脳が優位な特徴を持っていていろいろな症状も左脳の論理性、合理性が人よりも高いことを理由に説明できます。
左脳が優位すぎて他人の感情に鈍感であったり空気が読めなかったりします。
そして私の持論にアスペルガー症候群は元々積極奇異型(空気が読めなく奇妙な言動をするタイプ)だが別の型へ移行するという仮説があります。
関連記事:積極奇異型アスペルガーASDの特徴はうざい、迷惑、しつこい?
もともと自己本位な積極奇異型の言動をしていく中でコミュニケーションが上手くいかないと思ったアスペルガーは受動型(ひたすら相手の言うことを聞く)へと移ります。そして他人のいうことを聞くことに疲れた受動型は孤立型(他人との関係を絶ち一人の世界へ行く)へと変化していくパターンが多いです。
関連記事:大人の受動型アスペルガーASDとは何か?男女差の特徴からも考察
関連記事:大人の孤立型アスペルガーASDとは?特徴について当事者が解説
孤立型でも元々は積極奇異型である証拠としては酔った際に出てくる言動が非常に積極奇異的であることがあげられます。
普段理性で抑えている積極奇異的な感情が現れるのだと思われます。
次に自閉症について述べていきたいと思います。
自閉症とは何か?
自閉症とは何かについて語るには自閉症とアスペルガーの違いを使ったほうがわかりやすいのでそうしていきます。
まずよく言われるのがアスペルガーには精神遅滞がないが自閉症には精神遅滞があるということです。
しかしこれにも私独自の解釈があります。
私が自閉症に一番近い孤立型アスペルガーだからこそ思い浮かんだ説ですが、彼らは社会生活、経済、文化などと言った人々が作った概念に興味がないだけで、知的に問題があるわけではないのではないかという説です。彼らは他人が作り出したものに興味を示さないだけなのではないでしょうか。
例えば我々が知的であると定義づけているIQ検査ですがそれを余裕で高得点を取れるのに全く興味を持てない人がいるとして世間ではその人を精神遅滞と扱うでしょう。
つまり我々が知的であると定義づけている物事に興味を持てない人は精神遅滞とレッテルを貼られてしまうといえます。
自閉症の中には稀に天才的な能力を発揮する人がいますがその人は興味関心が社会と一致したケースだと思われます(例:物理、数学、絵画)。
また私の思うアスペルガーと自閉症の違いはアスペルガーは元々は積極奇異型であるのに対し自閉症は元々が孤立型であることです。
この差がアスペルガーの対人関係と自閉症の対人関係の大きな差になっていると思われます。
自閉症は子どもの頃から典型的な孤立型、一人でいることを好むのに対しアスペルガーは子どもの時は意外と活発にコミュニケーションをします。
実はここに私がアスペルガーと自閉症スペクトラムを別物として扱いたい理由があります。
自閉症スペクトラムとは?
ではそもそもまず自閉症スペクトラムの定義ですが、「自閉症やアスペルガーの程度は人によりまちまちでスペクトラム上にグラデーションのようになっているから自閉症とアスペルガーとを別物扱いすることをやめて一つのものとして扱おう」。
という経緯があります。
ですが私的には、先程述べたようにアスペルガーと自閉症にはやはり違いがありそれを同じ一つのものと扱うことには抵抗を感じます。
特に個人的にはアスペルガーはデフォルトで積極奇異型、自閉症はデフォルトで孤立型である点がこの2つの概念を同じものと扱うということに私は抵抗を感じてしまいます。
これが私の思いこみか真実かがわかる日が来るのかはわかりませんが、個人的には自閉症スペクトラムASDという定義には違和感を感じアスペルガー症候群を使いたいと言うのが正直なところです。
しかし世界的な潮流で自閉症スペクトラムASDの方が優勢になってきているので仕方なく使っているという面があります。
私個人としてはアスペルガーはデフォルトが積極奇異型、自閉症はデフォルトが孤立型であることが証明されアスペルガーと自閉症が別物だと定義され自閉症スペクトラムASDは利用されなくなる日を密かに願っています。