孤立型アスペルガー症候群研究所 Aspergers;Gate

うつ病だと思い通院したところ孤立型アスペルガー症候群と双極性障害だと発覚した私が当事者目線でアスペルガーASD、双極性障害をメインに科学的、メンタル的、スピリチュアル的に研究、考察を試みています。発達障害、アスペルガー症候群、自閉症スペクトラムASD(孤立型・積極奇異型・受動型)、ADHD、うつ病、双極性障害、統合失調症、アダルトチルドレン、インディゴチルドレン等を考察し情報を発信しています。

INTPが生きづらい社会不適合者なのはアスペルガーASDだから?

INTPが生きづらい社会不適合者なのはアスペルガーASDだから?

INTPが生きづらい社会不適合者なのは発達障害特にアスペルガー自閉症スペクトラムASDだから?

INTPは現代社会では生きづらい社会不適合者が多いと言われています。

その理由はINTPが孤立型アスペルガー自閉症スペクトラムASDと同じだからではないかと私は考えています。

アスペルガー自閉症スペクトラムASDに詳しくない方も見ているかもしれないので考察方法としてはINTPの特徴を書き出していきアスペルガー自閉症スペクトラムASDの特徴と一致するか確認していくことにしました。

○○型というものがよくわからないという方はこちら大人のアスペルガーASD、積極奇異型、受動型、孤立型、大仰型、尊大型、特徴診断セルフチェックで軽くまとめているので御覧ください。

MBTIのINTPの特徴

論理学者型の人はかなり珍しく、全人口のわずか3%を占めていますが、「平凡である」ことが何よりも惨めだと思う論理学者型の人達にとって、これは良いことです。持ち前の発明力や創造力、独特の視点や力強い知性を誇りにしています。哲学者や建築家、または空想好きの教師が多く、歴史の中で数々の科学的発見に関与してきました。

引用:“論理学者”型の性格

少し気になったのは「論理学者型の人はかなり珍しく、全人口のわずか3%を占めています」との記述はアスペルガー自閉症スペクトラムASDにしては多いのではないかと思われます。

最近は自閉症スペクトラムやグレーゾーンなどとという考え方もされて広がってきていると思いはしますが、一般的にアスペルガー自閉症スペクトラムASDは1%と言われています。

しかし増加しているという話もあるのでここで白黒つけるのは難しいというのが正直なところでしょう。

ただ両方とも少ないという点は一致しているのは確かです。

では次【「平凡である」ことが何よりも惨めだと思う論理学者型の人達】この部分ですが孤立型アスペルガーASDである私には当てはまる自覚があります。

そして友人知人の孤立型もそのような節はあると思いますが、受動型アスペルガーの場合はそのような感情は持ってないと思います。

むしろ「普通」であることを求める傾向のほうが強いと思えます。

よって受動型アスペルガーはINTPの可能性からは落ちたと考えていいでしょう。

ではまた引用して吟味していきます。

果てしない夢想の中をさまよっているように見えるかもしれませんが、その思考プロセスは途切れることなく、頭の中では目覚めた瞬間からアイデアが飛び交っています。こうして絶えず考えながら、頭の中で本格的な議論を展開していることもよくあるため、物思いにふけり、孤立しているように見えることもありますが、顔見知りの人や同じ関心を持つ人々と一緒にいる時は、心底リラックスし、フレンドリーになります。しかし、見知らぬ人々に囲まれると、とてつもなく臆病になり、自分の論理的な結論や理論が批判されていると見て取ると、友好的な物腰がたちまち闘争的な態度へと一変します。

引用:“論理学者”型の性格

では一応可能性としては孤立型アスペルガーASDと積極奇異型アスペルガーASDが残っているので考察していきます。

「物思いにふけり、孤立しているように見えることもありますが、顔見知りの人や同じ関心を持つ人々と一緒にいる時は、心底リラックスし、フレンドリーになります。しかし、見知らぬ人々に囲まれると、とてつもなく臆病になり、自分の論理的な結論や理論が批判されていると見て取ると、友好的な物腰がたちまち闘争的な態度へと一変します。」

この部分を見るにINTPは普段は孤立しているも友人といるとリラックスするとされています。

これは孤立型にしては少し心が広いというか警戒心が薄いような気もしなくはないです。

孤立型アスペルガーASDは顔見知り程度では心底リラックスするほどはならないと私は思います。

ただここは表現の程度の差なのかもしれません。

とりあえず話をもとに戻して「見知らぬ人々に囲まれると、とてつもなく臆病になり」という部分は積極奇異的ではないので積極奇異型の可能性は外していいと思います(ここまでしなくても一人物思いに耽るという時点で積極奇異型の可能性は排除できたのですが念の為)。

では結局INTPの可能性があるのは孤立型アスペルガーASDと言えます。

MBTIのINTPの論理性の特徴

さらに、主機能のひとつに論理型特質を持ち、感情的な訴えは一切理解できない傾向があるため、論理学者型の人達に対しては、最低限の情緒的サポートも望めません。根本的な問題の解決方法として、論理的な提案を並べることが非常に多く、道理型の仲間から疎まれることもあります。こうした見方は、ほぼすべての社交的な集まりや目標にまで及び、夕食を計画する際や結婚する時などにも、独創性や効率の良い結果を非常に重視します。

引用:“論理学者”型の性格

確かに孤立型アスペルガーASDも論理性、合理性に非常にこだわりを持ちます。

これは孤立型は左脳に偏っていて論理性や合理性を極度に重視する特徴があるとされているからです。

そして右脳が司っている感情や情緒が弱いためコミュニケーション能力が低いとされています。

この点においてもやはりINTPは孤立型アスペルガーASDであると考えて問題はないと考えられます。

結論として両方に当てはまる私としてはMBTIのINTPは孤立型アスペルガー自閉症スペクトラムASDと等しいと感じます。

このような点がINTPが生きづらい社会不適合者になってしまう理由だと考えられます。

INTP・孤立型アスペルガーASDは何にでも意味を求めるので仕事などでもこんな事やってなんの意味があるのだと考えてしまいやめてしまったりするのが社会不適合な理由のひとつだと思います。

また知の探求には興味があるがお金を稼ぐことには興味がないタイプが多いのも社会不適合の理由だと思います。

こちらの記事INTP(MBTI)は孤立型アスペルガーASDなのか?仕事・適職などを考察では仕事や適職のことも考察しているので社会不適合者で困っている方にはなにか参考になるかもしれません。

こちらの記事発達障害(アスペルガーASD・ADHD)精神障害(うつ病・双極性障害・統合失調症)の就労・仕事ではアスペルガーASD(自閉症スペクトラム)向けの就労支援サービスをまとめているので参考になるかもしれません。

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