双極性障害障害の当事者にしかわからないうつ状態と躁状態の辛さ
当事者でないとわからないつらさもあると思い双極性障害の啓蒙に繋がるかと考えたまには流れに任せて記事を書いていこうと思います。
双極性障害のうつ状態の辛さ
うつ状態が辛いのは当事者ではなくても理解はしやすいと思います。
明らかに気分の落ち込みがあり寝たきりだったりひきこもっていたり辛いのは客観的に見てもわかりやすいでしょう。
双極性障害の躁状態の辛さ
躁状態の辛さは当事者でなくてはわからないと思います。
特に私の場合は双極性障害1型なのですごく強い躁状態になります。
うつ状態がにも活動できない状態であるのに対し躁状態は何か活動しないと落ち着かない状態です。
とにかく何かをしなければいけないとそわそわして焦燥感と衝動性が心と体の中を駆け巡る感覚といえばいいでしょうか。
何も出来ない寝たきりのうつ状態の真逆でじっとしていられない何かをしなければいけないと思い多動になる。
双極性障害の躁状態による多動とADHDに夜多動の違いは焦燥感や高揚感を伴うかどうか
同じ多動でもADHDの場合は焦燥感や高揚感を伴わないが双極性障害の躁状態の場合は焦燥感や高揚感を伴う多動でありそれが2つの違いであるという説明をされているようです。
確かにADHDと双極性障害の躁状態は客観的に見れば同じように見えるので誤診が多いことも頷けます。
双極性障害の躁状態はハイテンションで元気そうだから辛くないんじゃないの?という誤解
ハイテンションで元気なんだから辛くないんでしょ?と思われがちですがうつ状態の真逆でなにかしていないと落ち着かなく何かをしなければいけないという衝動に常に突き動かされて心が休まらないのがとても辛いということはなかなか他人には伝わりにくいようです。
うつ状態が何も出来ないのに対し躁状態は何かをし続けなければいけないという衝動に常に心が晒されています。
さながら泳ぐことを辞めたら死んでしまう魚のように何かをしなければならないという欲求に突き動かされている状態です。
双極性障害の混合状態の辛さ
双極性障害にはうつ状態と躁状態が混じって現れる混合状態という期間もあります。
この期間は数日や1日の中でうつ状態と躁状態が入れ替わるのでかなりしんどいです。
おそらく一番自殺リスクが高いのはこの時期だと思います。
生きるのが辛いといううつ状態の精神と何かしなきゃという躁状態の衝動性が合わさってさっさと死ななきゃという心理状態になりやすいと思われます。
両方の性質が同時に現れることでネガティブなことを衝動的にやってしまうのが混合状態の危険性だと思います。
双極性障害のうつ状態、躁状態、混合状態について最後に
今回はあまり構成を考えずに躁状態に身を任せ文章を書いてみました。
双極性障害理解のためにこの記事が誰かの役立つといいなと思います。