孤立型アスペルガー症候群研究所 Aspergers;Gate

うつ病だと思い通院したところ孤立型アスペルガー症候群と双極性障害だと発覚した私が当事者目線でアスペルガーASD、双極性障害をメインに科学的、メンタル的、スピリチュアル的に研究、考察を試みています。発達障害、アスペルガー症候群、自閉症スペクトラムASD(孤立型・積極奇異型・受動型)、ADHD、うつ病、双極性障害、統合失調症、アダルトチルドレン、インディゴチルドレン等を考察し情報を発信しています。

うつ病から双極性障害と診断が変わった経験から双極性障害だと気付くポイントを解説

私自身がうつ病だと思っていたのに双極性障害と発覚した経験があるのでどうやったらうつ病ではなく双極性障害だと気づけるかというポイントを解説していきたいと思います。

うつ病双極性障害の判別の難しさ

まずデータとしてうつ病だと思っていたが双極性障害だったと最終的にわかる確率が16%いて気付くまでに7~8年ほどかかるといわれています。

私の場合は約10年かかったので少し遅い方と言えそうです。

大体の人が7~8年も別の病気だと診断つまり誤診されているわけですからそれほど判別のしにくい病気であることがよくわかります。

冷静に考えてそんなに長く付き合った医者でもわからないというのは双極性障害の特殊性を感じます。

では個人的体験からになりますがうつ病だと思っていたが双極性障害だったと気付くポイントになり得る出来事を書いていこうと思います。

個人的うつ病双極性障害の判断ポイント

うつ病がひどくなると病院へ行くが良くなると勝手にやめるがまた悪化してくると病院へ通う

私の場合はこのパターンが目立ちました。うつ病なら良くなればそこでおしまいで、また悪化するという双極性障害の状態にはなりません。

実際はうつ病が良くなったのではなく躁状態に入ったのをうつ病が治ったと勘違いをして通院をやめるパターンは多そうに思えます。

通院して良くなってやめるけどまた悪化して通うというタイプのうつ病患者の人は双極性障害の可能性は高いと個人的に思います。

これは抗うつ薬によってうつ状態躁状態になる躁転と呼ばれる現象が起きている可能性があります。

軽い躁転うつ病はよくなったと自己判断で通院を辞めるというパターンは多そうです

衝動的に何かをやりたくなるが長続きはせずに別に新たなものを衝動的にやりたくなる

この文字だけだとADHDのようですがスパンがもっと長く躁状態の時に衝動的に何かをやりたくなって始めるもうつ状態になってやめてしまう。そしてまた躁状態になり衝動的に別のものをやりたくなるがうつ状態になりやめてしまう。

このような行動パターンも目立ちます。やはり躁うつのサイクルで振り回されている感じがします。

うつ病の薬は一応効果はなくはないが本来の双極性障害の薬ではないので特に重いうつ状態の時は効かないことが多い

経験上軽いうつの時は抗うつ薬だけでも気分が良くなるということは多いです。ですが重いうつ状態になってしまうと抗うつ薬ではほとんど効果を感じなくなります。(抗うつ薬うつ状態から躁状態躁転することもあるので必ずしも抗うつ薬には影響がないという訳ではありませんが一つの参考としてください)

発症年齢が若い

色々なデータを見ましたがうつ病の発症年齢は40~45歳前後なのに対し双極性障害の発症年齢は20~25歳前後という記述を見かけました。発症した年齢が若い場合うつ病以外にも双極性障害の可能性を疑ってみたほうがいいかもしれません。

おわりに

以上うつ病双極性障害を見分けるポイントとして使えると私が思うものを紹介しました。

これはよくある話ですがうつ状態のことは医者に話しても躁状態で元気なときのことは話さないのが気づかれない大きな原因であるという一般論は今回は置いておきました。

あくまで有名な情報ではないけど判別に使えるなと個人的経験から思う情報を載せてみました。

それでは今回はこれくらいにしておこうと思います

ご覧いただきありがとうございました。